工具材種編
超高圧焼結体 超高圧焼結体(CBN焼結体・ダイヤモンド焼結体) 超高圧技術の発達によりダイヤモンドやc-BN(cubic-Boron Nitride)の人工合成が可能になりました。この2つは同じ結晶構造を持ち、工具材料としてきわめて優れた特性を持っています。 c-BNは天然に存在しない物質です。ダイヤモンドに次ぐかたさを持ち、アルカリ金属またはその窒化物を触媒にして立方晶型BNをc-BNに変換して作ります。 工具材料には砥粒、または焼結体にしたものを用います。焼結体は、合成ダイヤモンドまたはc-BNの微結晶を、高温・高圧で各種の結合金属と同時に形成させたものです。 - 以下をクリックして、より詳細を学びましょう! 製法 焼結体工具の製造には、焼結体を作る工程と、焼結体から完成工具を作る工程の2段階があります。

 

CBN焼結体の組織
ダイヤモンド焼結体の組織