工具材種編
超硬合金 超硬合金は、かたさ・強さをはじめ、切削工具の材料として必要な特性を全て持ち合わせた工具材料で、炭化タングステン(WC)を細かい粉末にし、コバルト(Co)の粉末を結合剤として混ぜ合わせ、焼き固めたものです。例えるならば、コンクリートの石が炭化タングステンに、石を包み込むセメントの部分がコバルトにあたります。 超硬合金は焼き上がると比重は2倍近く、体積は半分程度になりますが、鋼の2倍壊れにくく、3倍変形しにくいものになります。焼き固められた超硬合金は、ダイヤモンドの砥石を使って加工(研削加工)され、切削工具として仕上げられます。 - 下記をクリックして各詳細を学びましょう!