工具形状の変更による影響 Mitsubishi

はじめに

切削抵抗

ボーリングバーのビビリ振動と切削抵抗

ターニング工具の選択

外径加工におけるインサートの選択
外径加工におけるバイトホルダの選択
内径加工におけるインサートの選択
内径加工におけるボーリングバーの選択

切削条件の変更による影響

工具形状の変更による影響

ホーニングの重要性

切りくず処理

切りくず処理に影響を及ぼす要因
チップブレーカの機能
チップブレーカ設計の基本的考え方

仕上げ面あらさに影響を与える要素

切れ刃の損傷と対策

トラブルシューティング

成果確認テスト

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テスト

ターニング加工の刃先の諸角度は、切削における様々な要素に影響を与えます。それぞれの角度がどのように作用するのかを理解することが重要です。 - 以下のリンクをクリックして、さらに学習しましょう。

- 切れ味が上がる - 1°大きくすると、切削抵抗が1%減少する - 刃先強度が低下する

- 小さくしすぎると切削抵抗が増大する

- 軟らかいとき - 削りやすい材料のとき

- 被削材、機械に剛性のないとき

- 軟らかいとき - 加工硬化しやすい材料のとき

横切れ刃角は衝撃的荷重の緩和、送り分力と背分力の大きさ、切りくず厚みに影響を与えます。

- 切りくずの処理性が悪化する - 工具寿命が長くなる - 細長い被削材では曲がりが出ることもある

- 機械、被削材の剛性があるとき

- 機械の剛性がないとき - 切込み量の小さい仕上げ切削のとき

- 刃先強度が増大する - 刃先に熱が発生しやすくなる - 切削抵抗の背分力が増加し、ビビリ振動が発生する

すくい面の傾きを表す角度です。重切削では切削開始点の刃先にかかる衝撃が非常に大きく、この応力を刃先先端で受けて欠損が起きるのを防ぐために設けます。ターニング加工で3°～5°、ミーリング加工では10°～15°が推奨されます。

- 切りくずは被削材と反対側に排出される

- 切りくずは被削材側に排出される - 刃先強度が大きくなる - 切削抵抗の背分力が増加し、ビビリ振動が起きやすくなる

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