ドリルの摩耗状態
ドリルの摩耗状態 ドリル刃先の摩耗には、右図のようなものがあります。摩耗の発生や量は、被削材や切削条件によって異なりますが、通常、外周摩耗が最も大きく、これがドリル寿命を支配しています。再研削は先端の逃げ面摩耗を研ぎ落とすため、欠損の大きな損傷があるときは、再研削量も大きくとる必要があります。

We: チゼルエッジ摩耗幅

Wf: 逃げ面摩耗幅(切れ刃中央)

Wo: 外周コーナ摩耗幅

Wm: マージン摩耗幅

Wm': マージン摩耗幅(リーディングエッジ)