ターニング基礎編

用語解説

ANSI

1918年に設立されたアメリカ国内の工業製品規格を策定する団体のこと。日本のJISにあたる。

 

BTシャンク

自動工具交換装置(ATC)がある工作機械にホルダを取付ける方法の一つ。そのシャンク形状の種類。

 

CIS

日本超硬工具協会が策定した規格のこと。

 

CVDコーテッド超硬合金

化学蒸着法によりコーティングした超硬合金。

 

HRC

Cスケール(荷重150kgf)でのロックウェルかたさの単位。

 

ISO

国際標準化機構(International Organization for Standard)のこと。ギリシア語のイソス(isos 均等、均質)にちなみ、言語や地域によらない短縮名としてISOとした。

 

MQL

少ない切削油剤で加工すること。(Minimum Quantity Lubrication)

 

NC制御

入力した数値によって工作機械を制御すること。NCはNumerical Controlの略。

 

PN刃形

アキシャルレーキ角がネガティブでラジアルレーキ角がポジティブの組合わせによるミーリングカッタのインサート取付け形状のこと。切れ味、切りくず排出共に良くないので実用化にはインサートのブレーカ形状に工夫が必要。

 

PVDコーテッド超硬合金

物理蒸着法によりコーティングした超硬合金。

 

V-T線図

切削速度と工具寿命時間の関係を表したグラフ。

 

1刃あたりの送り量

フェースミーリングカッタやエンドミルのように切れ刃が複数枚あるときの、ある刃が切削位置に来たときと次の刃が切削位置に来たときの刃先位置の移動量のこと。