様々な被削材の加工に適した切削工具を選択する上で、一つの目安になるのが切削工具の使用分類記号です。
ISO では、1958年に切削超硬合金の選択基準を定め、日本でもこの基準にならってJIS-B5043で超硬合金の使用選択基準を規定しました。
当所の基準では、まず被削材を切りくず形態によりP,M,Kの大きく3系列に分類し、切削方式、切削条件を基準とした2桁の数字をつけて細分類を示していました。
しかし、ISOでは、材料の被削性を基準として、新たにP,M,K,N,S,Hの6系列の分類方法を提唱し、2003年より適用できるようになりました。
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