1. 切削を行うためには工具の刃先は被削材と比較してどのくらいのかたさが適当か?
A被削材の3倍 B被削材と同じかたさ Cかたさは問題ではない2. 切削加工が行われるとき、刃先では何が起こっていますか?
A刃先は衝撃とともに若干熱が上昇します。 B刃先は激しい衝撃と高温にさらされます。 C刃先は被削材より3倍硬くなければなりません。3. 炭素鋼の主な成分は?
A鉄(Fe)と炭素(C) B鉄(Fe)、炭素(C)、ニッケル(Ni) C鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)4. 図のイラストは鋳鉄の合金組織を示したものです。この合金組織に当てはまる鋳鉄を選びなさい。
Aねずみ鋳鉄 Bダクタイル鋳鉄5. 被削材は、ISO に基づいて分類されている。以下の記述のうち正しいのはどれか?
AP,M,K,N,S,H のすべての被削材は、切りくず形態によって分類されている。 BP,M,Kに属する被削材は切りくず形態により分類されている。 C被削材の分類は、切りくず形態とは関係ない。6. ロックウェルかたさ測定について、本コースでは何種類のスケールを紹介したか?
A3種類 B5種類 C4種類7. 被削材のかたさが増すとどうなりますか?
A溶着しやすくなる。 B逃げ面摩耗量が増加する。 C切りくず分断性が悪くなる。8. 旋削加工を行うとき、切削抵抗を減らす方法のひとつを選びなさい。
Aすくい角を大きくする。 Bすくい角を小さくする。 C切削速度を低くする。9. 被削材の熱伝導率が低いと、切削熱が切りくずや被削材に拡散せず、刃先が高温になります。その結果・・・
A刃先が軟化し、塑性変形が生じます。 B切削抵抗が増加し、工具摩耗が減少します。 C切削抵抗が増加し、仕上げ面が向上します。10. 親和性が高いと、切削熱で高温となった刃先と被削材とが反応しやすくなります。その結果・・・
A溶着やすくい面摩耗が促進されます。 B刃先が軟化し、すくい面摩耗が促進されます。 C切りくず処理が向上し、逃げ面摩耗が促進されます。
結果: