1. ミーリングは、切れ刃に熱衝撃が発生しやすくなります。その理由としてあてはまるものを選びなさい。
A切れ刃が常に被削材に接触しているため。 B切れ刃は、被削材を切り取るときの摩擦によって温度が急激に上昇し、切り取り終わると空気によって冷却されるため。2. フェースミーリングカッタは、平削り形と肩削り形の2種類に分けられます。以下の記述のうち、正しいものはどれでしょうか?
A平削り形には90°以下、肩削り形には90°の切込み角度がついている。 B平削り形には90°以上、肩削り形には90°の切込み角度がついている。 C平削り形には90°以下、肩削り形には90°以上の切込み角度がついている。3. 切り上りが90°の角度を必要としない、普通の面加工をする場合には、平削り形が有利です。その理由として、適切なものを選びなさい。
Aより多くの切れ刃を使用でき、工具寿命の点で有利となるため。 B平削り形は外部給油で使用でき、工具寿命が長くなるため。 C平削り形の方がコーナ角が大きいので、実際の切りくず厚みが薄く、切削抵抗が低減され、工具寿命が長くなるため。4. どのようなときに超多刃形フェースミーリングカッタを使用しますか?
A鋼などの切りくずが連続する被削材の加工において、より高い加工能率が求められる場合。 B鋳鉄などの切りくずが分断されやすい被削材の加工において、より高い加工能率が求められる場合。 Cステンレス鋼のように熱が上がりやすい被削材の加工において、より高い加工能率が求められる場合。5. ミーリングにはアップカットとダウンカットの2つの方法があります。以下の記述のうち不適切なものはどれでしょうか?
Aダウンカットはアップカットよりも工具寿命の点で有利である。 Bカッタの回転方向と被削材の送り方向が同一になる切削方式をダウンカットという。 Cカッタの回転方向と被削材の送り方向が同一になる切削方式をアップカットという。6. 図中の①②③は、それぞれ何を表していますか?
A①送り分力、②背分力、③主分力 B①主分力、②背分力、③送り分力 C①背分力、②送り分力、③主分力7. エンドミルの刃数が多いどうなりますか?
A一般的に工具剛性が向上する。 B一般的に工具剛性が減少する。 C切りくず排出性が向上する。8. エンドミルの刃数が少ないとどうなりますか?
A切りくず排出性が向上する。 B切りくず排出性が低下する。 C一般的に工具剛性が向上する。9. 以下はラフィングエンドミルの特徴を表したものです。正しいものを選びなさい。
A切れ刃が波状であるため、切りくずが小さく分断され、切削抵抗が減少する。 B切削抵抗が小さいため、仕上げ加工に適している。 C荒加工に適しているが、切削抵抗は高い。10. センタ穴付きスクエアエンドミルの用途は?
A溝加工、側面加工などに使用される。 B倣い加工に使用される。 C溝加工、側面加工、縦切込み加工に使用される。
結果: