鋼用
ステンレス鋼
鋳鉄対応
非鉄対応
難削材対応
高硬度材対応
前挽き加工は、フランジやネジ頭の前側の加工に使用される加工形態です。
ワークのたわみを極力抑えるために、出来るだけガイドブッシュに近い部分に刃先位置を設定し加工するようにしてください。
直剣型ホルダの場合は、勝手なしではなく勝手付きを使用することで刃先をよりガイドブッシュ側に近づけることができます。
※ガイドブッシュに近いほど、ワークの突出しが短くなるため、ワークのたわみやびびりの回避に繋がります。
後挽き加工は、フランジやネジの裏側(つば裏)の加工に使用される加工形態です。
ただし、テーパ面を加工する際は、主切れ刃とテーパ面の切込み角が小さくなるため(隙間が小さくなり)切りくずの噛みこみが発生しやすくなります。
つば裏加工で面精度(下図A 面)が出ない場合は、2度に分けるなどして取り代を減らしてください。
切削抵抗が下がることで、安定加工と良い面精度が得られます。