VQ4MVM

強ランピング加工が時間を勝ち取る
工具集約によるコスト削減、資源消費の低減、高能率加工で加工時間短縮を実現！

強ランピング加工により、高能率加工を可能にした多機能エンドミル

ランピング加工は、エンドミルを斜め方向に沈ませながら直線的に加工する方法です。
この加工はポケット形状を加工する際の穴加工を省くことができ、工具集約が可能となります。
突加工が可能で工程を集約できるソリッドエンドミルもありますが、高速回転を維持し、軸方向と径方向の同時送りをすることができるランピング加工は、底が浅く、幅の広いポケットを加工をする際に、加工時間の短縮が期待できます。

VQ4MVMは、肩削り、溝、ポケット、ヘリカル加工が可能な多機能に加え、炭素鋼・合金鋼でランピング角30°という強ランピング加工が可能な、高機能エンドミルです。

ステンレス鋼　ランピング角限界比較

ランピング角25°の加工において、良好な加工面を実現しました。この結果は限界テストであり、推奨条件とは異なります。ご使用に関しては、推奨条件をご確認ください。

VQ4MVMの特長

SMART MIRACLE

高能率加工に適したコーティングと独自の表面処理技術により、切削抵抗を低減することで切りくず排出性を高めるとともに、幅広い被削材において耐摩耗性が大幅に向上しました。

スマートミラクルコーティング : (Al,Cr)N系コーティングは、高能率加工に最適なコーティングです。

Zero-μ サーフェス : 独自の表面処理技術により、平滑なコーティング膜を実現しました。

1. ２段ギャッシュ

底刃ポケットを拡張することで、切りくず排出性を向上します。

2. マイクロレリーフ

加工の際にガイドの役割を担うマージン効果を発揮します。不等リードと組み合わせることで、制振性を高め、バリの発生を抑制します。

不等リード+マイクロレリーフで制振性が高まり、加工品位が向上します。

切りくずポケットと高剛性断面

VQ4MVMは強ランピング加工に適した、加工負荷に耐える高剛性と切りくず排出性を備えています。

切削性能 動画

高いランピング性を誇り、ポケット加工やドーナツ加工において、飛躍的な加工時間短縮を実現！

※動画では最大ランピング角で加工しています。

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