VPXシリーズ
⾼能率加⼯⽤多機能カッタ
高強度だけでない縦刃カッタの登場
高負荷加工はもちろん、ランピング加工まで実現
TOUGH & MULTI
剛さを極め、機能も極める。
計算され尽くした設計が、縦刃カッタのあり⽅を変える。
About TOUGH
縦置インサートならではのタフな切削を追求
インサートを縦に配置することで、 ⾼いホルダ剛性を確保します。また、切削加⼯中の負荷を受ける厚み(S1>S2)が大きくなるため、耐欠損性に優れ、高能率加工でも安心して加工できます。
広い着座⾯を設けることにより、インサートがより強固にクランプします。切削加⼯中の振動による、インサートのブレを抑えます。
開発者の声破壊試験を積み重ね、⽣み出された耐久性。耐久性を向上させるため、まずはカッタに負荷をかけて壊すことから開発を始めました。壊れた際の理由を分析し、改良したものをつくっては、また壊す。この作業を納得いくまで積み重ねました。破壊試験を徹底し、耐久性を追求した結果、無⼈運転や⾼能率加⼯に最適なカッタが実現できました。 |
About MULTI
多機能カッタとしての課題を解決
開発者の声試⾏錯誤のうえ、業界の課題を解決した。切りくずの排出性や縦刃カッタ本来の切削性能を保ちつつ、ランピング加⼯に対応する多機能性を実現しているのが、インサートの⾯と⾯のバランスです。縦刃カッタの多くは、ランピング加工時に専⽤のインサートに付け替える必要があります。2種類のインサートを管理する⼿間を省くことや付け間違いを防ぐためにも、インサートの共通化は重要なポイントと位置付けました。そんなインサートの⾯の設計にこだわり抜き、試⾏錯誤を繰返した末、業界内における課題のひとつを解決できたと思います。 |
さまざまな加工形態に対応
1. 肩削り加工 2. ランピング加工 3. ポケット加工 4. 3次元倣い加工
5. 溝加工 6. ヘリカル加工 7. 正面削り加工
Inserts
縦刃の切削を進化させた、4コーナインサート
開発者の声設計は可能だが、製品化するのが難しいインサートの形状。タフでありながらマルチな切削を実現させるのは、インサートの形状にあります。試作品から、製品として安定した形状を維持させるのが⾮常に難しいものでした。改良を繰返し、ようやく製品化に至ったこのインサートは、三菱マテリアルの技術の結晶といっても過⾔ではありません。 |
凸切れ刃による⾼精度な壁面加⼯が可能
* 当社独自の加工条件によるものです。
⼤Rさらい刃により良好な仕上げ⾯を実現
幅広い被削材をカバーするインサート材種
MP6100/MP7100/MP9100 シリーズ
TOUGH-Σ Technology
個々に優れたコーティング・技術の融合化(Σ)により強靭(TOUGH)さを実現します。
鋳鉄加工用CVDコーティングMC5020
MC5020は、鋳鉄フライス加工の第一推奨材種です。
優れた耐摩耗性に加えて、ダクタイル鋳鉄時に発生しやすい熱亀裂やチッピングを抑制し、長寿命を実現します。
超平滑コーティング「ブラック・スーパーイーブンコーティング」
極めて平滑な表面により、溶着チッピングなどの異常損傷を抑制。
ブレーカシステム
新たに低抵抗ブレーカを追加しました。
使用例
顧客使用事例により推奨条件と異なる場合があります。
パンフレットの裏面下の年月付の最新情報です。最新情報については総合カタログ及びWebカタログをご参照ください。
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0120-34-4159