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三菱マテリアル株式会社 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント:田中徹也 住所:東京都千代田区丸の内)は、鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6115」を10月1日より販売開始することと致しました。
鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6115」は高速加工向けに開発された工具材種です。高硬度母材と耐摩耗性が向上した新しいAl2O3コーティングとの組み合わせにより、高速加工で優れた性能を発揮します。また、コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相とコーティング内の引っ張り応力を緩和させる技術を適用することで、高い刃先安定性を発揮します。
近年、加工効率の向上を求めるユーザーが増えており、また、工作機械の高性能化に伴い高効率加工が可能となり、切削速度向上が求められています。また、自動車部品をはじめ強度の高い材料の使用が増えており、これらの加工に対応するための高い耐摩耗性を有する切削工具が求められています。
一方で、高い耐摩耗性を有する切削工具では一般的に欠けが生じやすく、加工数が安定しないという課題があります。
そこで、三菱マテリアルでは従来の切削方法はもちろんのこと、高速加工に対応可能でかつ高い刃先安定性を発揮する鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6115」を開発、発売することとしました。
1. 高硬度母材と耐摩耗性が向上した新しいAl2O3コーティングにより高速加工でも高い耐摩耗性を発揮。
2. コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相により、コーティング剥離を抑制。
3. コーティング内の引っ張り応力を緩和し、刃先安定性が向上。
品名 | 鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6115」 91アイテム |
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発売開始時期 | 2020年10月1日 | |||||||||
標準価格 (代表型番) |
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